包丁研ぎは刃付けとも言いますが、少し違います。

『包丁の刃をつけかえる 』とは包丁を研いで切れるようにすることです!

『刃を付ける』とか『刃を出す』とか言います。『包丁の刃をつけかえる 』という人もあるかもしれません。

 
これは、新しく刃を交換する事ではありません!包丁に、今のところ、替え刃はありません。
 
包丁を買った時に、切れなくなったら新しく刃をつけかえて下さい!ときいたので、新しい刃と交換して
 
下さい!と言われるお客様がおられました。
 
 最近は、料理の時の〈おとしぶた〉とはどんな豚?とか〈びっくり水〉はどこで買えますか?という人が
 
増えているそうです。
 
包丁もこれと同じで、研ぐ習慣がなくなったので、意味がわからないのです。
 
包丁の種類はもちろん、アゴやツバ、ミネなどの名称もわからない人がふえてまさ。
 
包丁研ぎも日本の立派な文化だと思います!せめて、名称くらい覚えてほしいものです!

ところで、『包丁研ぎ』とは研(削って)いで磨(磨く)事です。刃付けとはこの(研磨の磨)にあたるわけです。

研だけでもダメ、磨だけでもダメです。研と磨がうまくバランスがとれて、うまく切れるようになる訳ですね!。