https://www.nhk.or.jp/sakidori/backnumber/130609.html
越前打刃物がフランス料理世界一を決めるボキュースドールの大会でテーブルナイフとして使用されました。
正確に言えばこの大会で第三位をとったシェフ浜田統之(のりゆき)氏が越前打刃物の包丁メーカーの三代目、増谷浩司さんに依頼したこのとから実現しました。
多くの苦労があったそうです。
テーブルナイフは切れてはいけない!といくのが基本です。包丁のような刃をつけては危険なのです。
恐らくは切る部分だけに鈍角の刃付けをしたのではないかと推測されますが、そのデザイン性です。流れるようなおしゃれでモダンなデザインです。
本来、日本の包丁は切れ味や使いやすさと言う機能性は世界一といえますが、包丁のデザイン性はヨーロッパのメーカーより劣ります。
これは、日本の包丁メーカーがあまり大きいところがなく、冒険をしようと言う意思がなかったのです。また、海外需要より国内需要を優先させたことにもよります。
そんな中、越前(福井県武生)の打刃物はかねてからデザイン性で生き延びようとしていた感があります。斬新なデザインの高級商品を製造してきた。そんな伝統が受け継がれているのではないでしょうか?
近年、日本企業や料理人の海外進出も増え、また海外からの切れる包丁の需要や外国人観光客のお土産需要などが増し、デザイン性も優れた包丁が徐々に製造されるようになりました。
ところが、業界の抱えるジレンマですが、切れ味が良く、切れ味が長持ちする良い包丁を作れば作る程、買換えのスパンが長くなり、需要が低迷する事があります。
お客様の中には30年、40年と使っています。『そんなに使ったら儲からない!』 と思いつつも、大事にするのはよいことです。それよりも包丁の本当の切れ味を知らない方が多くおられます。こういう方意識の向上が大きな課題と言えます。
越前打ち刃物(ナイフビレッジにて)
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『研匠』光三郎は、研ぎを通じて、庖丁(刃物)の本当の切味を提供し、楽しく、気持ちよいお料理環境を創造する会社です。
庖丁等の刃物は、現在研ぐ所がないため、多くが使い捨てになっています。
以前はどこの家庭にも「砥石」があり、お父さんやお母さんが研いでいました。そういった人が高齢化し、年々その数が減少し、その反面お困りの方が増えています。『研匠』光三郎はそんな人の悩みを解消し、毎日のお料理が少しでも楽に、楽しくなればと考えています。
「庖丁とはこんなに切れる物なの?」という驚きと感動を日本中の人に伝えたいと考えています。
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会社紹介-Company- | 研匠光三郎
経営理念 『研匠』光三郎は、研ぎを通じて、包丁(刃物)の本当の切味を提供し、楽しく、気持ちよいお料理環境を創造する会社です。 包丁等の刃物は、現在研ぐ所がないため、多くが使い捨てになっています。 以前はどこの家庭にも「砥石」があり、お父さん
光三郎は感動の切れ味をお届けします。