数日前、たどたどしい日本語で、「テンネントイシ アリマスカ?」と電話がありました。よく聞いてみると、彫刻等を研ぐのに、荒砥、中砥、仕上げ(天然砥石)で2万円くらいでありますかとのことでした。
金大(金沢大学)の国際交流会館と言っていたので、大学で彫刻でもやっていてそれで砥石が必要なのだろうと想像しましたが、なんにせ、電話では話が分かりません。
砥石といっても何10種類もあります。彫刻刀で荒砥石はかけませんし、丸も三角もあります。また天然砥石はバカ高いのです。
特に、天然砥石(仕上げ、合砥)は昔はよかったのですが、現在は2~3万ではほとんどよいものはありません。良いものは10万、20万と値段が上がるばかりです。
台湾との国際関係にもかかわることなので、会って、よく説明することにしました。
やはり会って話をするとよく理解ができます。カタログや説明書などを見せながら説明するとよく分かってくれたようです。
要するに彫刻刀を使うのは、台湾の父親で、仏像の彫刻師で、父親に頼まれて電話をしたそうです。
荒砥は中砥石、仕上げ砥石の面直しをするために頼んだそうです。台湾にはあまりよい砥石がないようです。
ともあれ、彫刻刀用の砥石も紹介し、一件落着です。

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庖丁等の刃物は、現在研ぐ所がないため、多くが使い捨てになっています。
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