包丁はどこのまでも使えます

 包丁はどこのまでも使えます。

先日来られたお客様の話です。
某有名百貨店で包丁の催事販売をしていたそうです。研ぎもしてくれる と言うので、持参した所、もう寿命だといわれ、やむなく新しい包丁を買ったそうです。
そのお客様が、だめでしょうか?とその包丁を持参されました。買って3年くらいだそうです。見たところ2〜3回は研いだ形跡がありました。年齢にすれば30才くらいですので、まだまだ若いほうです。明らかに、まだ何回でも研げる包丁なのです。
販売したいための嘘の説明であるのは明らかです。
最近、食品の誤表記が問題になっています。過失か故意かが問題です。
IMG_0528.jpg

 この写真は今回の包丁ではありませんが、ここまでほ細くなっても使えます。

 

 包丁は大量生産品が多く流通するするようになってから、売り手も買い手も包丁の知識がうすれています。
包丁の事を良く知っている人なら、わかりますが、こう言う人が、包丁の販売者にも少なくなっています。
百貨店の包丁売り場に行っても、店員さんが百貨店の人だとわからないと思います 。
もしも包丁の事を良く知っている人が言ったとしたら、虚偽の説明で、悪質なセールスになります。包丁の良さを正しく伝えようとしているもなからすれば、許すことが出来ない卑劣な行為です。
消費者としては正しい知識を増やすとともに、信頼できるお店を持つ事が必要です。