商工会の会員ですので企業ドッグと言う支援があります。
企業が倒産の危機に瀕する前に健全か適正か悪いところがないかを診断し改善しましょう というものです。
私など個人商店の場合、どこがいいのか、悪いのか。どのように対処し方策をうち出すのか、そしてその具体的方策などわからないのです。
そこで、この企業ドッグ診断を受けました。
そこでまず言われたのは 包丁研ぎという職種は絶滅危惧種です とのことです。
切れる包丁は必要なく、安いものを使い捨てで使用する人が増え、包丁研ぎに出す一般家庭の人はいずれなくなるでしょうという先生の見解でした。包丁を使う家庭はますます減少し、包丁さえもたない家庭が増えるというわけです。
ですから、現在の販売チャンネル(スーパーの出張)を変えなさいというものです。恐ろしい話です。何年、何十年後は包丁は危険物で、家庭では見られないものになっているかもしれません。
かつて、鰹節削り器はどの家庭でも普通に利用されていました。ところが、現在家庭内ではほとんど見られない過去の遺物になっています。
包丁もこの鰹節削り器のような経緯をたどるのか?
日本の食文化は料亭でないと味わえないのでしょうか?家庭でのお袋の味は食品メーカーの袋の味になるのでしょうか?
あまりにもさみしい話ですが、非現実的な話ではありません。
包丁と包丁研師の運命はまさに一般家庭の皆様が握っている訳です。
どうか主婦のみなさん、世界に誇れる日本の包丁の良さを、体感し、次世代に伝えて欲しいいと思います。

『研匠』光三郎は、研ぎを通じて、庖丁(刃物)の本当の切味を提供し、楽しく、気持ちよいお料理環境を創造する会社です。
庖丁等の刃物は、現在研ぐ所がないため、多くが使い捨てになっています。
以前はどこの家庭にも「砥石」があり、お父さんやお母さんが研いでいました。そういった人が高齢化し、年々その数が減少し、その反面お困りの方が増えています。『研匠』光三郎はそんな人の悩みを解消し、毎日のお料理が少しでも楽に、楽しくなればと考えています。
「庖丁とはこんなに切れる物なの?」という驚きと感動を日本中の人に伝えたいと考えています。
詳しくは以下の会社紹介をご覧ください。

光三郎は感動の切れ味をお届けします。