包丁の研ぎ方は言う人によって違う

 よく包丁の研ぎ方はどうするんですか?と言う質問を受けます。

包丁の研ぎ方というのは人によって言う事がちがいます。
その違う内容は①考え方の違い。と②表現の違い。があると思います。
包丁の研ぎ方というのはいろいろな人がその経験で書いています。どれが正解とは
言えないのです。たとえば、同じ牛刀で肉を切るのと魚をさばくのでは刃付けは違います。
このように用途と目的によって考え方が変わり、研ぎ方が変わり、表現が変わる訳です。
また、研ぎ経験の年数によっても変わるとおもいます。
あるマニュアルを研ぎ未経験の時に読むのと1年経験してから読むのと、10年してから読むのでは
全く違ったものに感じると思います。これは実際に自分がやって見て、それも1年、2年、5年、10年と
経験して初めて体得できるものがあるのです。
ですから、包丁の研ぎ方を体得しようと思えば、いくつかのマニュアルを読み、自分に合う、または
その時いいなと思ったマニュアルに従ってやって見る。そして数か月か1年か2年か3年かしてからまた読み直してみることが必要です。

 参考

包丁の研ぎ方、藤虎工業(藤次郎)https://tojiro.net/jp/training/sharpen_movie_new.html

包丁の研ぎ方 正広  (関)    https://masahiro-hamono.com/story/story07.html