本日の営業はチューリップ野々市店です。仕事をしていると、お役さんで挨拶をしてくれる人があります。たまにわからない人があります。
これは言い訳ですが、50店ほど訪問していますので、違うお店出会うとわからないことがあります。
杖をついて歩いて来る人が目礼をされて、近づいて来られます。「ニューハウス工業の吉田です。あの時は大変お世話になりましてありがとうございました。」と丁寧に挨拶をされました。
5年前に、年に1度のお客様招待会に来て欲しいとの依頼で、包丁研ぎでイベントに2度参加しました。その時に初めてお会いしました。
当時の常務取締役です。他の誰より、丁寧な挨拶をしていただき、また開催中も多くの気遣いをしていただきました。2日間でしたが、この会社のために一所懸命にやらなくてはと思ったものです。
その後、脳梗塞で倒れたそうです。歩けるまで回復しましたとのこと。常に人のことを気にされる人柄は人間としての大きさを感じます。これからの人生も立派に過ごされると思います。お元気で!
私は脳梗塞で倒れた人を何人か知っていますが、いずれも会社の要職にある人です。気を使い、神経をすり減らした結果なのでしょうか?高度成長を支えた企業戦士です。悲哀があります。
かって私も企業戦士でした。休みは月に1~2日、毎日10時、11時までやっていました。それが嫌でやめたわけではありません。懐かしく思いだされます。
今の包丁研ぎは多くの人に喜ばれる仕事です。精神衛生上良好な仕事だと思います。今は満足しています。

『研匠』光三郎は、研ぎを通じて、庖丁(刃物)の本当の切味を提供し、楽しく、気持ちよいお料理環境を創造する会社です。
庖丁等の刃物は、現在研ぐ所がないため、多くが使い捨てになっています。
以前はどこの家庭にも「砥石」があり、お父さんやお母さんが研いでいました。そういった人が高齢化し、年々その数が減少し、その反面お困りの方が増えています。『研匠』光三郎はそんな人の悩みを解消し、毎日のお料理が少しでも楽に、楽しくなればと考えています。
「庖丁とはこんなに切れる物なの?」という驚きと感動を日本中の人に伝えたいと考えています。
詳しくは以下の会社紹介をご覧ください。

光三郎は感動の切れ味をお届けします。