出刃包丁ですが柄がひどく割れています。
食洗機に入れてませんか?と聞くと入れてませんとおっしゃる。でも乾燥機に入れてます。とのことです。
同じやろ!
包丁は食洗機も乾燥機も大嫌いです。急激な温度変化により、包丁の中子(ハンドル内の心棒)とハンドルの木
の膨張率がちがうためです。柄の割れだけでなく、包丁の鋼材にも化学反応を起こすようです。高炭素鋼と言っ
て、よく切れる包丁ほど炭素の含有量がおおいのですが、この炭素がサビの原因にもなります。長年(10~15
年)使用していると包丁の刀身にも黒い点のような極小さな穴が出てきます。これがステンレスのサビなのです
が、食洗機に入れると同じような症状になることもあります。科学的なことはわかりませんが、乾燥時に高温にな
ることによって、鋼材の中の炭素が科学反応を起こし、サビを促進するようです。
また、食洗機の水流によって、包丁の刃先に流水が当たる状態であれば、刃の摩耗につながり、切れなくなる可
能性があります。
また、食洗機に入れるとき、刃を下にして置くと、水流によって包丁が動き、刃先が摩耗し、切れなくなります。
とにかく、包丁は繊細なものです。優しく、丁寧に、気を使ってあげてほしいものです。
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