芥川龍之介の書簡の句に研屋が登場しました!

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                       23,11,15の中日新聞
 
『もの言わぬ研ぎ屋の業や梅雨入空(ついりぞら)』
 
 
研ぎ師の研いだ切れ味が梅雨入空に走った雷のような鋭さがある ということか?はたまた 物事は何の説明も前触れもなく、変化して行く?という意味か、文才がないので良くわかりませんが、明治の後期(芥川や虚子が活躍してたころ)に、包丁研の研ぎ屋が一般的で活躍してたんであろうことです。
 市場の片隅でしょうか、何処かの軒先でしょうか?
あくおそらく、龍之介が通りかかったところでみたのでしょう!大勢の人が見れるところでやってたんでしょうか?
物言わない(研いでる時はベラベラしゃべれない)様子や、人通りの多い中でやってる感じは私と同じで、100年の歴史があるかと思うと感慨深いものです。