堺孝行朱雀は飛燕に名称が変わりました

 堺孝行の土井逸夫さんが作成、製造している青二鋼剣型柳刃の『朱雀』は名称を『飛燕』に変更されました。

あるメーカーで『朱雀』の名称ですでに販売されていたためです。登録商標というわけではありませんが、先に使用されていることが発見されたため、堺孝行の方の自主的な名称変更です。

この『朱雀』はアメリカのNYの料理関係誌 Chop Sticks に掲載された包丁です。アメリカでも益々、日本食が注目され、発展の一途です。これに沿って海外で活躍する日本人調理人やアメリカ人のシェフや調理人が日本の包丁の切れ味を切望するようになりました。

そんな中でもこの堺孝行の朱雀(飛燕)は青二鋼で剣型。贅沢なサヤ付とうことで、最高峰に位置する和包丁になります。もちろんアメリカでは販売されていませんので、日本で買ってもって帰るか、輸入と言う事にまります。さらに高額となり、なかなか手が出ない状態です。

おまけに日本人ならともかく外国人は砥石で庖丁を研ぐという習慣がないため、研ぐことから始めなければなりません。砥石そのものもないわけです。

それだけにこのような包丁を持って使うと言う事は大変なことになります。あこがれの包丁になると思います。

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