11月14日は世界糖尿病デー

 肥満は日本だけでなく、世界中で増加しています。現在、世界中で、6人に1人が体重超過です。肥満は糖尿病など生活習慣病のリスクを高める要因です。

 11月14日は糖尿病の予防、治療の啓発をする国連の「世界糖尿病デー」。

イギリスでは大人の4人に1人が肥満。子供の肥満もここ10年間で倍増しています。ヨーロッパでは1980年代の3倍。子供も年40万人の割合で増加しています。アメリカでは30年で3倍、子供では15%が肥満です。

肥満は先進国だけでなく、発展途上国でも増加の一途です。

肥満の増加は本人の健康を害するだけでなく、医療費を押し上げ、医療費財政を危機に追い詰め、ひいては税負担の増加につながります。

肥満の問題を解決するためには、国や市町村など行政の施策も重要ですが、一番重要なのは個々の注意が必要です。そのためには必要性をよく理解することです。食育はすべてに通じる概念です。